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  • 鬼の絵を描いている時、私立中学入試試験の朝に母親が私の掌に「鬼」と言う字を書いてくれたことを、ふっと思い出した。

    掌に「鬼」と書くのは、病気にならない(=疫鬼に会わない)ためのおまじないが元らしい。女性は右、男性は左の掌に書いたという。

    私も右だったような……。

    小学生の頃はあがり症で、人前に出るとドキドキしていた。

    それを思って、いつ何時でも十分な力を発揮出来るようにと、そのようなことをしてくれたのだろう。

    掌に「人」という字を書いて飲むようなしぐさをすると、人前に出てもあがらないというのと同じだ。

    今は色々な経験を経てだいぶ慣れてきたと思うが。

    「鬼」

     

    我が家には陶で作った鬼が玄関の靴入れの上、リビング脇の庭の一角にと鎮座している。家族への災難、病魔よけとしておいている。

    ギョロリとした大きな目で、今日も家族を見守っている。

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