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  • 絵本「ぷれてり星のあびあんと」について

    動くはずがない3本足のヤキモノのオブジェ、あびあんとたちが動き回る物語を作りたい、その一心で今回上梓した絵本、『ぷれてり星のあびあんと』についてお話しよう。

    登場する主人公は、前作の『笑うところに’あびあんと’』出版記念の陶芸展ですでに皆さんに披露していた。但し、コロンと言う名は付いてついていなかったが。

    誰にでも好かれるキャラクター、色の効果など色々調べてみた。丸いものは人に安心感や親しみを与え、白はシンプルで主張しないものの他を引き立てるための色として重要とわかった。ちなみに、風水では、白くて丸いものを玄関に置くと幸運を呼び寄せて夢を叶えてくれるという。

    その結果出来たのが絵本の主人公コロン。

    今、新型コロナウイルス感染で大変な世の中になった。あちこちで「コロナ』と言う言葉を耳にする。

    少し語感の似かよっている、主人公の「コロン」と言う名は、絵本製作の時につけたもので、コロナが流行してからつけたものではない。このことは、よく皆さんから聞かれることだが……。丸くて、ころんとしているから「コロン」。単純な発想だ。

    そんなコロンが色々なことをするというストーリーで、内容は数年前に新聞のコラムで読んだ心に残っていたものが絵本の基だ。ある精神科医が「毎日いいこと探しをしている」という内容だった。

     

    絵本を読まれた方々から色々な感想をいただいた。

    魔法の言葉が難しく、スラスラと言えない。覚えられない。
    どうしてこのような呪文ができたのか知りたい。
    大人の絵本だ。
    可愛い絵だ。
    今の世の中の状況にピッタリで考えさせられる内容だ。
    プレテリ星に行ってみたくなった。等々

     

    私は陶芸作品のタイトルと付ける時、よく言葉遊びをしている。
    上梓した中でもヤキモノのオブジェたちの総称「あびあんと」、星の名「ぷれてり」や、呪文の「アコトナギロキカアントンマ」もそうだ。

     

    そんな遊び心を込めた本を色々な方に読んでもらい、ニコッとしてもらいたいと願っている。

2024年12月
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